●こんなことをみんなで企画したよ
雑木林で泊まろう!(10月10日〜11日)
いつもの雑木林で、林の老木の手入れをし、木を切ったり、枯れ葉を集めて遊びながら、それぞれに自分で泊まるための基地や小屋作りをしよう。
どんな場所を選び、どんな自然物を使って作ろうかな?
屋根になるダンボールを持ってこようか?
それとも家にある布でおおってみようか?
自分たちで作ったほったて小屋に泊まるのはドキドキ、ワクワクしそうだね!
林の夜は真っ暗かな?
夕飯は、みんなで何を作って食べようか!
何か動物は出てくるかな?秋の虫の声と一緒に歌おうか!
●どんなことしたの
◎家作り
テントなしで、林の中の倒木と身の回りにあるロープと布を使って、林で泊まった。
・ダンボールの家
・木とビニールシートの家
・まがった木と布の家
◎びっくりメニューで自炊
料理は工夫が一番!
メニューを決め、買い出し、料理、かたづけ、すべてを自分たちで決めた。
普段家庭で食べているお気に入りのメニューをだしあって、自分たちの手の届く料理にアレンジしてみた。
かまども穴を掘って工夫して作った。
メニュー例
・中華スープとサンドウィッチ
・菓子パンとコーンフレーク
・ごはんなしのシャブシャブ
・スクランブルドエッグ
・ギョーザとおまけのハンバーグ
・フカヒレのスープ
◎林のなんでも会議
林のあそび、何がしがい? リーダーからみんなに聞いてもらいました。
■浅沼班
本格的な家をつくりたい
ターザン、ぶらんこ、すべり台、遊ぶものを自分でつくってみたい。かくれんぼしたい。ターザンごっこしたい。
カナヘビをつかまえたり、くまいちごをたべたい。
■上沼班
リースやゆびわをつくりたい。
パチンコをつくりたい。
■尾関班
シーソーづくり
落とし穴づくり
ブランコづくりなど
■最長老の中学生大沼くんから
みんなの希望別にいくつかのグループをつくって活動したらどうですか
◎どんなよかったことがあったの?
・外で暮らすということの原点を学んだ。
・子どもたちの工夫する力のすばらしさを実感できた。
・自主的な活動だけに自分たちで決めたことは確実になされていた。
・大変なこと不便なことは、3泊くらいはいいが、それ以上はいやだという
声があった。やっぱり便利な方がいい。
・お風呂に入れたほうがいいという、子どもの正直な声があった。
・全体的には、子どもの企画を子どもの力でできたことが、不便さを上回る
楽しさとなった。
・仲間と寝食を共にする楽しさは、子どもたちにとって、無条件で嬉しいこ
とだった。