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水富小学校 3年生 理科の授業 2010年3月10日


 林での授業をしませんか?と狭山市立水富小学校に打診したところ、3年生の理科の授業をやりたい!との声が上がり、3年生の2クラスが林での生きもの観察や土壌の実験をしました。
9日開催の予定が前日の雪のため、1日延期になりましたが、子どもたちは林での授業を楽しみにしていたようで、「中止にならなくてよかった!」と林での活動を楽しんでいました。
雪が残る林には普段見ることのできない足跡もあり、子どもたちは大喜びでした。
土のことや、虫のこと、林のことなど、普段の授業ではできない数々の「生きた体験」をし、感激の感想をたくさんもらう事ができました。
「なんの足跡?!」

「鹿じゃない?!」
「タヌキじゃない?!」
「キツネかな?」
「しっかりと足跡が残ってるね!」

「どこへ行ったんだろう?」
「まっすぐ進んでるね!」

学校に帰ってからの感想文には

「あのあしあとはキツネだと思いました。なぜならテレビでキツネはまっすぐあるくと言っていたのでキツネかなぁ?と思いました。」

とありました。テレビで得た情報が身近な所で生で見られたことはいい経験になったと思います。
キツネの足跡のとなりには、3本あしの鳥の足跡(ドバト)もありました。

「一緒に歩いてたのかなぁ?」
「鳥を追いかけたのかな!?」

などと、子どもたちのイメージは膨らみます。
土の浄化能力の実験

青インクの水を土と砂に通します。土は無色の水になり、砂はそのままの色で出てきました。

「土ってすごい!」
「土を汚さないようにしないと!」
「自然ってすごいんだね!」
「砂は水をすぐに通して、ジャージャーでてくるけど、土はポタポタとしか出てこない!」

「不思議だなぁ!」
「あ!いたいた!」
「ほら!ここにいる!」
「木の下の葉っぱの下に虫は隠れているんだよ」

「あ、みみず!」
「ムカデもいるよ!」
「きらいなミミズも怖くなくりました」
「ムカデも触れました」
「また行きたいです」
「大人になったら森林を守るひとになりたいです」
「土を元気にするようにして土とくらします」
「小さな虫も大事な仕事をしていると知りました」
「森の中に家があったらとても快適な暮らしができると思います」
「自然を壊さずに電気を起こしたりする方法を知りたいです」
「木や虫を大切にしたいと思いました。」
「土がどんなに大切かがよくわかったので、土を大切にします」
「1m下の土は10000年も前の土だと知っておどろきました」
「土ってどこまで掘っても土だとおもったら、下のほうが粘土になっていてびっくりしました」
「土が水をきれいにしてくれているんですね。大人になっても土と虫を大切にします」

など、ほかにも沢山の感想文を書いてくれました。
自然体験で得た感動は子どもたちの心に大きく響いたようです。

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