■アルバム

入間川源流キャンプ 2010年4月29日


 小学生38名、15家庭46名、合計84名の参加がありました。マスを捕まえ、さばいて食べるという活動を通して、生命の大切さを知るというテーマで行いました。
 「初夏を思わせる爽快な源流!」というイメージは到着するなり急変。荷物を運び終わりさあ活動に入るぞ!というときに大粒の雨が降ってきました。
雨にぬれて泣く子もあれば、さっとカッパを着て雨を楽しむ子どももいました。
これを良い機会と経験を積む子、いままでの経験をいかし雨にもひるまず活動を楽しむ子。まさに「自然の教育」。
親子参加の父母の方々もたくましい子どもたちを目の当たりにして、驚きつつも自然の中へとでかける意味を理解したようでした。
出発前には明光寺の境内にて、ご住職より「いただきます」の意味を教えていただきました。
けやの森学童クラブの子どもたちが、注意事項を発表してくれました。
源流の河原にはシカのフンがありました。
水温約10度の冷水にひるまず入り、マスを捕まえます。

「わぁ、つめたい!」
捕まえたマスを気絶させるために、石に頭をたたきつけます。

「こわいよ〜」といいながらもやるしかありません。
「ほら、こんなに大きいのを捕まえたよ!」
お腹をナイフで切り、内蔵を取り出します。

「うわぁ!気持ち悪い!」

普段何気なく食べるものも、どこかで誰かが殺しているという事を再確認しました。
源流でお世話になっている浅見さんのご指導のもと、身が落ちないように上手に串にさします。
午後は天気も回復し、子どもたちは水生昆虫探しに夢中になりました。

「カエルの卵をみつけたよ!」
「ヌルヌルして気持ち悪い!」
「ほら!大きい川虫がいたよ!」

「こっちにはカニがいた!」
雨が降り、新緑と水がキラキラと光っていました。
短時間で沢山の生きものを見つけることができました。
カワゲラの仲間の幼虫
ガガンボの幼虫
ヘビトンボの幼虫
今まさに羽化したカワゲラの成虫
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