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尾瀬の自然観察と燧ケ岳登山 2010年8月23日〜25日


 今年の夏の登山キャンプは富士山から尾瀬の燧ケ岳へと変更し、開催しました。
富士山には富士山の魅力があり自然もたくさんありますが、自然と言えば尾瀬に勝るものはありません。
尾瀬の歴史には「開発」という時代もありましたが、尾瀬の自然を守らねばという活動家達によって、現在も尾瀬が守られ、環境保護活動の象徴となりました。
 魅力ある尾瀬に頻繁に訪れ、最初の小屋を作った平野長蔵氏。その長蔵小屋に宿泊し「環境問題について」燧ケ岳登山や、小屋での生活を通し、実際に体験することで『環境問題ってなんだろう?』という気持ちや、『自然を守らなきゃ』という気持ちを育めたらと思い今夏のキャンプを実施しました。
木道を歩いたり、山を登ったり、石鹸を使えないお風呂に入ったり、山では簡易トイレを使ったりと、不自由でつらい体験もありましたが、その経験こそが自然の偉大さを知り、自然を守る心を育むきっかけになると信じています。
 帰りの木道では「オコジョ」に遭遇しました!残念ながら写真におさめることができませんでした。。。

トイレの維持管理協力金。

トイレは流したらバイバイ!ではなく、処理をするにも手間がかかるということです。
一ノ瀬から三平峠へと続く木道。

「涼しくて気持ちいいね!」
ようやく峠

「結構大変だったね!」
「あとは下りだけだね、やった〜!」
倒木更新

埼玉県環境アシスタントの先生から森の循環について教わりました。
尾瀬沼湖畔にでたらあと少しで長蔵小屋
尾瀬沼と燧ケ岳をバックに記念撮影
明日はあの山に登るんだよ!

「あんなに高いの?!」
燧ケ岳

雨水によって削られた登山道で地層の勉強 「下の方は粘土になってる!」
大きな倒木をまたいで登ります。
燧ケ岳の5つのうちの1つ目のピーク「ミノブチ岳」にて

「やったー!」
「バンザ〜イ!」
まだ登れるぞ!という高学年3人と2番目に高いピーク「マナイタグラ」へ
標高「2346m」

「尾瀬ヶ原が見える!」「景色がきれいだね!」
マナイタグラからミノブチ岳を望む

「あそこにみんながいるよ!」「ウワッ!ちっちゃ〜!」
尾瀬沼とミノブチ岳をバックに「やった〜!」
「もうだめ〜」
登るには登ったものの、下りもかなり過酷。
木道まで帰ってきたらあと少し

「疲れたけど楽しかった!」
長蔵小屋の浄化槽

沈殿した汚泥を乾かし、輸送の重量を減らしています。
全てのゴミはヘリコプターで輸送されます。
大江原湿原にある獣道

これは「シカ道」と言って、シカが歩いた跡だそうです。今尾瀬ではシカによる食害が問題になっています。花やつぼみなどを食べてしまうということです。

NPOけやの森自然塾では各イベントの参加者を募集しています。
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