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春の林キャンプ 2011年3月30日


 パン焼きが恒例になった「おいしい林」の春の林キャンプを開催しました。
とくに親子参加の方が多く、子どもと一緒に同じ体験をするにはうってつけの企画と好評です。
 今回のキャンプでは各グループごとに「使ってはいけない道具」という「ハンデカード」を引いてもらいました。 新聞紙を使えない、カマドが使えない、のこぎりを使えない、の3種類のカードを作りました。
過去のキャンプの経験を活かし、新聞紙がなくても火のつきやすい葉っぱを集めてきたり、カマドがなくても大きな角材を集めてカマドを作ったり、のこぎりが使えないグループは思案の結果、大きい竹を使い、バウムクーヘンを作っているかのようにパンを焼きました。
 火が弱かったり、煙にまかれたり、なかなか焼けなかったりと、苦労しながら、グループで考えながら、仲間と協力しながら焼きあがったパンは格別の味でした!
 学童クラブの小学生たちも林は大のお気に入り。林の中を走り回ったり、ハンモックを思いっきり揺らしてみたり、高い木の上に登ったりと、ダイナミックに遊びました。
「パン焼くの楽しみ〜!」
「どんなことして遊ぶ?」
「オレ林2回目!」
「あのブランコで遊びたい」
「のこぎり使うのもう慣れてるよ」
「ちゃんとおさえててね」
「OK!」
『爆発に注意!』という警告文を見て 「どうしたらいい??」
「前にやったとき節に穴あけたよ!」
「でも穴あける道具ないよ」
「のこぎりでちょっと切れ目いれたら?!」
「そうしたら空気が逃げるでしょ」

以前の経験が蘇ります。
「粘土みたいだよ」
生地をのばして竹に巻き付けます。
生地を落とさないように注意しながら竹に巻き付けます。
遠火で二次発酵させるのがおいしく焼くコツです。
「ちょっとふくらんだみたい!」
「もう食べられるかなぁ?」
「いい匂いしてきたよ!」
「おいしい!」

自分で苦労して焼いたパンはとっても美味しいと評判です。
のこぎりが使えずに思案したグループ
「そっちも回してよ!」
「なかなか焼けないね。」
「真ん中しか膨らんでないよ!」
「早く食べたいよぅ」
自分たちで考えた結果この方法になりました。なかなか焼けませんでしたが、不平不満は口にだしません。焼けるまではじっと我慢です。
切った竹の端っこを吹いてみたら音がした!
竹を使った即席の演奏会の始まりです。
昔なつかしの遊びだって、今の子どもには新鮮です。
「なわとびよりも楽しい!」
リズムに合わせて「閉じて!開いて!」
「林あそび楽しかった!」

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